年齢的に顎の骨が完成する20歳前後から普通の健康状態の方であれば誰にでも治療を受けることができますが、お口の衛生状態の悪い方、心臓病、糖尿病などの全身疾患のある方、妊娠中の方は制限される場合があります。インプラントを埋め込むあごの骨の量が少ない場合は、骨移植を行ったり、骨を増やす特殊な処置によって、骨の量を増やしてから治療を行うこともあります。
インプラント治療、は保険治療の効かない自由診療(自費)扱いとなっています。入れるインプラントの本数など治療内容により異なります。詳しくはお問合せ下さい。
すでに25年以上使用されている方もおられますが、大切なのはお口のお手入れと定期的な点検です。お口の衛生状態が悪いと寿命が短くなる場合もあります。先生や衛生士の指導に従い、正しいブラッシングを行い、お口の中を清潔に保つように心がけてください。
麻酔をして行いますから、痛みは心配ありません。 インプラントの手術は、綿密な計画の下に行なわれますので、手術時間の概要のついては事前の診査診断により決定されます。インプラントを植立する場所、本数、その他の要因により手術時間が異なりますので詳しくはご相談下さい。
手術前に綿密な検査を行い、あごの骨の形や状態を把握した上で、神経や血管などにも十分配慮しながら行うので、安全性にはほとんど問題ありません。また、インプラントの材質は人体になじみやすく、腐食しないチタンですので、体に悪い影響はありません。
治療期間は、インプラントを埋めた部位や骨の質など個人差がありますが、、平均的には4〜12ヶ月ほどです。 通院回数は、インプラントを(あごの骨に植え込む1次手術と、インプラントがあごの骨と生着した後にインプラント用の人工歯を取り付ける支台を装着する2次手術、そして歯列の型を採る印象採得、その模型を用いて製作したインプラント用人工歯の装着、その他などで最低でも6〜8回の通院が必要です。 虫歯・歯周病・噛みあわせの治療などがあれば、その治療の期間を加えると長くなる場合もあります。
天然の歯と同じように何でも食べられるようになります。インプラントの人工歯はしっかり固定されていますので心配ありません。